MBA最初の試練 Opening term開始!

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みなさんこんにちは。日本はお盆ですね。ワシントンDCでは、相変わらず雷雨が多いです。

記事の更新が遅れてしまっていますが、MBAの授業が始まっています。7月28日にInternational student(米国以外からの留学生)のオリエンテーションがあり、8月1日~3日には全体のオリエンテーションがありました。そして、8月7日から、3週間のOpening termという集中講義が始まっています。

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日本人・それ以外問わず様々な先輩から、「Opening termはきついから、頑張って」と言われていますが、本当にきついです(涙)。まず、予習として大量の資料を読まなければならず、同時に、宿題とグループワークに取り組む必要があり、物理的に時間が足りません。また、英語力が不足しており、授業もクラスメートとの会話も不自由しており、積み残しを増やす原因になっています。今日がOpening termが始まって最初の週末ですが、「やっと溜まっていた予習復習ができる~。落ち着いて勉強するのは楽しいなー」という、何とも言えない土日を過ごしています。

 

Opening termでは、会計学とStructure of Global Industries(直訳:世界の産業構造)の2科目を学んでいます。授業に参加しつつ、学校が割り振った5~6名のStudy teamでチームの課題を進める毎日です。

 

会計学は、現在のところ日商簿記3級と同じような内容(仕訳、財務諸表の作成)を学んでいます。授業は講義形式ですが、学生からの質問が活発で、単純な事実確認から仕訳の背景の考え方に迫るものまで、様々な議論が飛び交っています。また意外なことに、チームワークを課されており、手分けをしたり教えあったりしてチームの課題を進めています。(少なくとも現在までに取り組んだ課題は)一つしかない正解を出すタイプの課題なので、グループワークを課すのは不思議に感じますが、クラスメートと会計の言葉を使って議論する良い練習になっています。

言葉が違うものの、日本で学んだ簿記と考え方は同じで、今のところ何とかついていけています。日本での勉強の貯金を食いつぶすまでに、最低でも言葉遣いに慣れて、新しく学ぶ考えを吸収できるように準備しておきたいものです。

 

Structure of Global Industriesは、ミクロ経済学の理論と実際の企業の行動を組み合わせて、グローバル企業の戦略を分析する授業です。

この授業は大きく分けて4つの要素から成っています。

(1)まず、予習として経済学の教科書や論文を読んで理論を理解します。

(2)次に、これも予習として、ケース(架空または実際のビジネスの状況設定が書かれた文章)を読み、状況を理解した上で、理論に基づきどのような意思決定をすべきか考えます。ここで、理論と実際の企業の行動が結びつきます。

(3)そして、授業で理論やケースの解説を受け、また関連する説明を聞き、教授の進行のもと議論をします。教授は理解を深めるための議論を促し、学生は積極的に発言をします。ここで「考える」作業をすることで、理解が熟成されます。

(4)さらに、グループ課題として「架空のグローバル企業を経営しているとして、どのような戦略を取るか」を、議論し案を作ります。これまでに学んだ理論や知識を前提に、各チームメンバーがこれまでの仕事での経験も持ち込み、実践のトレーニングをします。

 

…と、このように授業を確実にこなしていくことができれば素晴らしいのでしょうが、実際はなかなか上手く行っていません。予習が終わらず、教授やクラスメートの発言が聞き取れず、チームワークでも自分の考えを端的に話せず、と全てが上手く行きません…。主に英語力の不足と、予習で深い理解に至っていないことが原因です。

それでも、理論を知らない、あるいは理解しないまま企業の行動を見ると、枝葉の部分しか見えないこと、逆に、多くの企業の行動が理論で説明できることが分かり、毎日目から鱗が落ちる思いです。教科書やケースの選定を含め、とてもよく作られている授業だと思います。特に興味深いものについては、改めてまとめようと思います。

 

写真は、オリエンテーションの一幕です。野外で身体を使ったゲームをして、チームワークを高めようという活動がありました。楽しさ半分、アメリカ人の話す英語があまり理解できない悔しさ半分の活動となりました。

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「MBA最初の試練 Opening term開始!」への3件のフィードバック

  1. がんばっていますね。
    30年前にアフリカケニア共和国の Cental Province の建築主事を任されて、ケニアの建築基準法を毎日読んでいました。
    情けない苦しい思いをしました。専門の建築材料の英語や文章が公文書なので、余計言い回しが分からず、アシスタントアーキテクトに聞いたり、 Messengerを呼んでタイピストにドラフトを打ってもらい、自分の意とすることがかかるれてあるかどうか確認していました。懐かしい思い出です。赴任したらいきなり公務員で仕事ですからね。
    毎回楽しく読ませていただいています。

    1. お返事が遅くなり、失礼しました。
      文字に起こすと理解できているのかできていないのかはっきりして、安心ですね。しかし、30年前のケニアでの仕事は、私の今の環境とは比べ物にならない大変さでしょうね。帰国した際には、またお話を伺いたいです。
      毎回お読みいただき、ありがとうございます。もう少し更新頻度を高めたいところです…。

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