長くて短かったOpening term(振り返り)

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Georgetown UniversityのMBAで最も負荷の高いと言われているOpening termが終了しました。すでに2週間が経過してしまっていますが、鉄は熱いうちに打てということで、振り返りをまとめたいと思います。

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学んだ知識・理論

毎日会計学1コマ、Structure of Global Industry(世界の産業の構造)2コマの集中講義でした。

 
会計学の学習内容は、日本にいたころ勉強した簿記の内容とほぼ重複していたため、新規の知識は限定的でした。キャッシュフロー計算書の作成はこちらで初めて学んだことで、基礎を理解できたことは有意義でした。特に、「減価償却費」などキャッシュの動きを伴わない経費がキャッシュフロー計算書に載ってくる理由(間接法でキャッシュフロー計算書を作成しているから)が分かったことは、成果です。また、会計学に関わる英語を覚えたことは、少なくとも今後の学校での勉強で役立つことだと思います。

一方、「財務諸表を読み解く」というレベルにはまだまだ達しておらず、今後も勉強が必要だと実感しています。
 

Structure of Global Industry(世界の産業の構造)では、ミクロ経済学・マクロ経済学の基礎と、ミクロ・マクロの経済情勢が企業のStrategy(経営戦略)にどのように影響をもたらすのかを学びました。経済学の基礎(特に貿易や国際収支)について体系的に学んだことは、今後社会の動きを理解するうえで役立ちそうです。Strategyに関しても面白い学びが多く、特にPorterの理論

 ○社外の3つの要因(顧客、ニーズ、価格)を考慮したvalue proposition(価値の創造方法の分析とでも訳すのか?)に基づき、value chain(価値の創造のプロセスと訳すのかな?)を最適化すべき
 ○最適化されたvalue chainを持つvalue propositionだけが、効果的な戦略をもたらす

は汎用性が高そうで、自分の会社のvalue propositionとvalue chainがマッチしているのかを分析してみたいと感じました。また、貿易に関して、

 ○規模が大きい、または生産性の高い企業ほど国際取引をしている
 ○貿易の自由化により、生産性の高い企業がシェアを高め、生産性の低い企業は撤退を余儀なくされる
 ○貿易の自由化により、新たに輸入される製品をもともと作っていた国内生産者は損をし、それ以外の生産者とすべての消費者は得をする

という理論も興味深く、一国内の地域間にも同様な理論が成り立つのか(例えば、都会と田舎の取引)等、考えてみたいと思いました。

そのほか、新しい国で新規事業を行う際の検討項目、企業同士の取引の形態(発注・受注、投資、所有、アライアンス)、業務委託の効果など、自分の会社の業務と関連付けてより深く学んでみたい内容もありました。

 
一方で、できなかったことも多く、

 ○予習が追い付かないため、指定されていた教科書・ケース・論文を読み切れなかった
 ○英語が聞き取れないため授業を理解できない部分があり、復習に時間を費やしたり理解できないまま放置したりしてしまった

のは悔しい限りです。来年になるか卒業後になるか分かりませんが、読み残した資料を必ず読みたいものです。
 

ソフトスキルの向上はあまりなし

授業中のディスカッションやグループワークなど、慣れないことに慣れるのに精いっぱいで、ソフトスキル面での成長は限定的だったというのが正直なところです。

やってよかったこととしては、
 
○Structure of Global Industryでは1日1回発言を目指した
 →それでも手を挙げられない回が約半分、発言をできても意義のある発言ができたのはそのうちの半分以下。しかし、議論に貢献できた回も数回あり、発言することへの抵抗感はなくなった。

○グループワークでは、チームメンバーに「英語が聞き取れないからゆっくり話してくれ」とお願いした
 →それでもやはり聞き取れないことが多いが、聞き取れていない時にそれを伝えやすくなった。

○グループワークでは、他のメンバーが考えておらず、かつ重要なことを言うよう心掛けた
 →ほとんど上手く行かなかったが、わずかながらでも貢献できた

○google calendarとタスク管理ツールを自分なりに使えるようになった
 →紙の手帳を使っていた頃より効率が向上し、抜け漏れが起こりにくくなった

があります。しかし、主に英語力不足とそれに付随し、物事を効率的に進められず、また自信を持って行動できないことから、ソフトスキルの顕著な向上には至りませんでした。それどころか、授業やグループワークに最低限必要な力がまだ足りていない状態です…

 

今後の課題

Opening termに引き続き、Fall term(秋学期)が始まっています。当面は、以下の課題に取り組もうと思います。
 

1.英語力を高めること(もう少し具体化すべく、回を改めて書こうと思います)

2.質の高い予習復習をして、学びを深めること

3.時間の使い方・モチベーション管理の仕方を向上させること

4.毎日・毎週振り返りを行い、改善すべきことを改善し続けること

 

ほぼ全ての場面で英語力の不足がリミッターになっているので、英語力の向上を優先しようと思います。

 

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写真は、日食の時の様子です。

ワシントンDCでは8月21日の昼過ぎに、部分日食を見ることができました。当該の時間帯は授業中なのですが、事前に学校からメールで「日食のピークの時間帯は授業を中断して、NASA公認の遮光グラスを配布するから、安心してくれ」と呼びかけがあり(!)、無事みんなで観察することができました。

事前メールには、「観察する様子を写真に撮るから、当日はおそろいのジョージタウンTシャツを着てくれ」との指示もあり(笑)、大の大人がおそろいの大学Tシャツを着てワイワイ日食を観察する微笑ましい(?)光景でした。(たまたま私の周りは、Tシャツを着ている人が少なく、写真をお見せできず残念です。というか、写真の中の皆さんあまり日食見てない!)

アメリカは様々なサービスが適当で、アメリカ人自身も「ここはアメリカだから仕方ないよ」と自虐的に笑っています。しかし、この日食観察会のような柔軟さや非日常を大切にする姿勢もまたアメリカらしさで、日本にはない良さだと感じました。おそろいのTシャツを着て喜ぶのは、アメリカの大学の習性なのかもしれません。
 
携帯のカメラにグラスを被せて無理やり取った写真ですが…

 
今日もお読みいただき、ありがとうございました!

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