受験体験その2:TOEFLについて

みなさま、このブログをお読みいただきありがとうございます。

今日は、TOEFLについて書こうと思います。

前回の記事で書かせていただいたように、TOEFLの勉強は、MBA受験準備の中で大きな割合を占めています。私の場合、2015年の秋にMBA受験準備を始めましたが、2016年の夏ごろまでは、ほぼすべての時間をTOEFL対策に使いました。MBA受験の大きな山の一つと言えます。

TOEFLの概要

TOEFLは、30点×4科目=120点満点のテストです。私が受けたTOEFL iBTの場合、試験会場でパソコンを使用して受験します。朝9:30頃に会場入りし、終わるのが14:00頃。途中の休憩は10分のみ、という受けるだけでも苦しいテストです(笑)
TOEICと異なり、受け付け順に試験室に入り、各々のタイミングで試験が始まります。そのため、人によって進度がバラバラになり、リスニングを聞いている人の隣でスピーキングをしている、という状況も発生します。英語力以外の力が付きそうです・・・。スピーキングや、ヘッドセットのマイクに向かって話すというシュールなもので、こちらも英語力以外の力が付きそうです。

TOEFLの目標点と結果

私は、リーディング28点、リスニング28点、スピーキング24点、ライティング28点、計108点突破を目指していました。結果的には、2017年1月に受けた16回目の試験で、リーディング28点、リスニング26点、スピーキング22点、ライティング27点、計103点が最高点でした。
まず90点を超えるまでが大変で、2016年9月に受けた10回目の試験で91点を取るまで、80点台をさまよっていました。2016年秋以降には各科目で自己ベストを更新できることは多くなったものの、ある科目がよくできた回にはほかの科目がうまくいかず、という感じでした。1回の試験で全ての科目でよい点を取るというのは奇跡的に難しいことだと感じました。

TOEFLの勉強法

大きく言って、英語力そのものを伸ばす勉強と、テストで回答できるための勉強の2つがあります。
英語力そのものを伸ばす勉強としては、特に単語暗記とリスニングのトレーニングが重要かつ時間がかかるものなのではないかと思います。単語暗記については、TOEFLテスト英単語3800をランクごとに覚えました。お世辞にも使いやすい本ではないですが、Rank1~Rank4まで適切な単語が適切に掲載されていると感じました。また、iPhoneのアプリがあるのも便利です。
リスニングトレーニングは、TOEFLの過去問のリスニング音源を使って、音読・シャドウイング・リピーティング・暗唱を繰り返しました。数か月の時間を要しましたが、確実にリスニング力が高まりました。
テストそのものの勉強は、予備校の指導に従って過去問演習をしました。(教材そのものは、The Official Guide to the TOEFL Test を使用していました)

TOEFLの会場

先に述べましたように、TOEFLの試験は一般的なペーパーテストと異なり、パソコンを使用してそれぞれの受験者が異なる進捗で受験します。隣の席とのパーテーションが低かったり、自分の席の後ろが通路になっていて人の出入りが激しかったり、隣の受験者と長机を共有してお互いに揺れに気を遣ったり等々、会場の条件によってコンディションが全く違います。
そのため、自分に合った会場を予約できるかも、大きな要因となります。
私の場合、会場は大阪の中津テストセンターを愛用していました。人気の会場で、予約がオープンになったその日のうちに埋まってしまっていることも多かったです。中津の予約が取れないとガッカリという感じです。ただし、結果的に私が最高点103点を取ったのは、中津が取れず、あまりよくない会場で受験した時でした。分からないものですね。

今回はTOEFLについて書かせていただきました。渡航も迫ってきており、その準備についても今後書かせていただけたらと思います。本日もお読みいただき、ありがとうございました!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください